~FPが知っておくべきiDeCoの知識と活用方法~

参加のおすすめ

 2001年から導入された確定拠出年金は、制度開始から15年が経過し、約550万人が企業型確定拠出年金を利用しています。しかしながら、個人型確定拠出年金に関しては、その利用者が25万人程度にとどまっており、広く国民に普及した制度とは言い難いのが現状です。普及を妨げている理由のひとつとして、自営業者や企業年金のない会社員にのみ利用者が制限されていることが挙げられます。
 このような背景から、個人型確定拠出年金の加入者範囲の拡大を図るべく、確定拠出年金法が改正され、2017年1月からは公務員や専業主婦を含め、基本的に「60歳未満の現役世代すべて」が制度を利用できるようになりました。同時に「iDeCo」という愛称も採用され、国民への認知度向上も期待されています。
 iDeCoは、「拠出金が所得控除の対象」「譲渡益が非課税」「受取時は退職所得控除の対象」等の税制優遇も多いため、個人の継続的な資産形成にインパクトを与えるものと考えられています。また、iDeCoが普及することにより、ビジネスの活性化も想定されます。資産形成のアドバイスがファイナンシャル・プランニング技能士の守備範囲であることはいうまでもなく、制度の正しい理解、適切なアドバイスは重要なテーマとなってくるものと思われます。
 そこで、第17回のFPシンポジウムでは、「iDeCo(個人型確定拠出年金)が与える資産形成の新潮流」をテーマに、iDeCoの制度解説や活用方法、iDeCo推進のポイントについて、実務目線でご講演をいただくことになりました。

 

申込用紙はこちらからダウンロードできます。

プログラム

2017年2月25日(土)

13:00~13:10
◆挨 拶◆

一般社団法人 金融財政事情研究会
ファイナンシャル・プランニング技能士センター 所長 竹崎 巌

13:10~14:30
◆講 演◆
平成29年度税制改正の理解と応用

税理士 鈴木 修三 氏

14:45~18:00
◆リレー講演◆

iDeCo(個人型確定拠出年金)が与える資産形成の新潮流
~FPが知っておくべきiDeCoの知識と活用方法~

 

14:45~16:15

講演1 ~加入者目線のFPアドバイス~
iDeCoのメリットと活用提案 

LIFE MAP,LLC 代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト  竹川 美奈子 氏

 

16:30~18:00

講演2 ~推進目線のFPアドバイス~
iDeCoの普及と加入者のアフターフォローにおいてFPが果たすべき役割

株式会社 オフィス・リベルタス 取締役 大江 加代 氏

18:00~19:30
◆情報交換会◆

※各カリキュラムの内容・時間等は一部変更することがございます。

講師プロフィール

鈴木 修三 氏

税理士

早稲田大学政治経済学部卒業。昭和53年国税専門官として東京国税局へ入局。国税局調査部や税務署法人税、所得税部門で税務調査事務に携わる。昭和63年退官、税理士登録。平成2年、鈴木修三税理士事務所を開設。早稲田大学オープン教育センター非常勤講師。

竹川 美奈子 氏

LIFE MAP,LLC代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト

出版社や新聞社勤務を経て2000年FP資格取得。取材・執筆活動のほか、投資信託や個人型確定拠出年金、マネープランセミナーなどの講師を務める。「1億人の投信大賞」選定メンバー、「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」幹事などを務め、投資のすそ野の拡大に取り組んでいる。2016年7月から金融審議会「市場ワーキング・グループ」委員。9月から企業年金連合会「政策委員会確定拠出年金小委員会」委員。『一番やさしい!いちばんくわしい!個人型確定拠出年金 iDeCo 活用入門』『臆病な人でもうまくいく投資法』など著書多数。

大江 加代 氏

株式会社 オフィス・リベルタス 取締役

野村證券にて20年以上一貫して会社員の資産形成に係る業務に従事。2001年10月確定拠出年金法の施行時より多くの上場企業の確定拠出年金に係る制度導入支援、運営管理業務や投資教育業務の企画、運営コンサルティング等の業務を担当。2010年からは上場企業や官公庁の職員向けにライフプラニングサービスの業務を担当。2012年退社し、株式会社オフィス・リベルタス取締役就任。NPO法人確定拠出年金教育協会 理事兼主任研究員、企業年金連合会 調査役。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

日時

2017年2月25日(土) 13:00~19:30(情報交換会含む)

おもな対象者(どなたでも参加可能です)

ファイナンシャル・プランニング技能士
金融機関等のPB(プライベート・バンキング)・FP部門の担当者
上記部門の人材育成担当者

会場のご案内

早稲田大学国際会議場
東京都新宿区西早稲田1-20-14
交通
JR山手線「高田馬場」駅より徒歩20分
JR山手線「高田馬場」駅よりバス10分。西早稲田バス停より徒歩5分
東京メトロ東西線「早稲田」駅3b出口より徒歩10分
都電「早稲田」駅より徒歩4分

参加要領

定員 300名
お早めにお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
参加料 一般価格 16,200 円 会員価格 12,960 円
※いずれも資料代、情報交換会参加費および消費税を含みます。
※会員価格は、参加料法人負担の場合はFP 業務研究会会員、参加料個人負担の場合はファイナンシャル・プランニング技能士センター会員/ FP 継続学習システムTM会員、FP養成コース、FP養成スクール、FPカレッジの卒業生が対象になります。
※同シンポジウムはファイナンシャル・プランニング技能士センター正会員およびFP 継続学習システムTM正会員の継続ポイントの対象になります(4ポイント)。また、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会のAFP 認定者およびCFP(R)認定者の継続教育研修となります(いずれも5.0単位)。
申込先 (株)きんざい
カスタマー・サービス・センター セミナー係

〒160-8520 東京都新宿区南元町19
TEL:03-3358-0204
FAX:03-3358-0036
申込方法
  1. 「参加申込書」をダウンロード・印刷し、必要事項を記入のうえ、参加料を申込書に記載のある口座へ払い込み、ご利用明細(コピー可)を貼付のうえ、下記申込先までファクシミリまたは郵便にてお送りください。お電話によるお申込みは応じかねますのでご了承ください。
    ※法人取りまとめ(団体申込み)の場合は、専用用紙でのお申込みとなりますので、上記申込先へご連絡ください。
  2. 参加申込書受領後、引換えに聴講証をお送りいたします。2月21日までに届かない場合にはご連絡ください。シンポジウム当日は聴講証をお持ちください。
  3. お申込みは先着順とし、定員になり次第締切りとさせていただきます。
  4. 申込みをキャンセルされる場合には、キャンセル締切日(2月21日午後5時30分)までに、上記申込先へご連絡ください。参加料は返金手数料(税込実費)を差し引いて返金いたします。キャンセル締切日以降、シンポジウムへの出欠およびその理由の如何にかかわらず、参加料の返金はいたしません。
お願い
  1. 資料は当日会場でお渡しいたします。
  2. レコーダーなどの記録機器類の持込みはご遠慮ください。
  3. 駐車場の設備はございませんので自動車・二輪車・自転車でのご来場はご遠慮ください。
  4. 開場・受付開始時間は12時00分です。それ以前に会場にお越しいただいた場合、設営準備のため受付ができません。会場の外でお待ちいただく場合もありますので、予めご了承ください。
  5. 当日の施設内は弊会の貸切ではありません。他団体も使用しておりますので、施設内の利用に関してはご高配いただけますようお願いいたします。

申込用紙はこちらからダウンロードできます。

アドビリーダーについてはこちらをお読み下さい。

主催

一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能士センター

内容のお問合せ先

一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能士センター
TEL:03-3358-1616 FAX 03-3358-0085