日本商工会議所・各地方商工会議所と一般社団法人金融財政事情研究会が共同で実施する年金・退職給付と投資教育に関する能力を判定する試験です。
- 確定拠出年金をはじめとする年金・退職給付制度の知識・技能を審査します。
- 投資教育や老後資産形成の知識を身につけ、確定拠出年金制度の利用を図る企業や個人へ適切な情報を提供できる人材を育成します。
- 1級または2級プランナーDC認定試験合格者のうち、所定の資格登録手続を行った方を、「DCプランナー(企業年金総合プランナー)」として認定します。
試験対象
金融機関職員、企業経営者、福利厚生担当者、社会保険労務士、税理士、ファイナンシャル・プランナー、学生などを始め、自らの年金資産をより有効に運用したいと考えている個人の方
試験水準
等級 | 求められるレベル | 養成対象者 |
---|---|---|
1級 | 確定拠出年金やその他の年金制度全般、および金融商品、投資等に関する専門的な知識を有し、企業に対しては現行退職給付制度の特徴と問題点を把握のうえ、確定拠出年金を基軸とした適切な施策を構築でき、また、加入者等の個人に対しては確定拠出年金の加入者教育の実施および老後を見据えた資産形成およびその前提となる生活設計の提案ができるレベル。 | 企業の年金管理者 退職給付コンサルタント |
2級 | 確定拠出年金やその他の年金制度全般に関する基本的事項を理解し、金融商品や投資等に関する一般的な知識を有し、確定拠出年金の加入者・受給者、確定拠出年金制度を実施する企業の福利厚生担当者などに対し説明できるレベル。 | 企業の年金担当者 金融機関の渉外担当者 |
試験日程
2021年度については、1級、2級とも6月7日(月)正午から受験予約が可能となり、9月6日(月)から通年実施(いつでも受験可能)となります。DCプランナー認定試験試験の申込方法等の詳細については、金融業務能力検定の受験申込のページをご覧ください。
DCプランナー1級および2級試験は、2020年度でPBT方式による実施を終了し、2021年度からCBT方式で実施します(参考:「CBT方式、IBT方式およびPBT方式について」)。
試験概要
1級 | 2級 | ||
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受験資格 | DCプランナー2級合格者 ※1) | どなたでも受験できます | |
試験範囲 | A分野:年金・退職給付制度等 B分野:確定拠出年金制度 C分野:老後資産形成マネジメント |
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種目名称 ※2) | DCプランナー1級A分野(年金・退職給付制度等) DCプランナー1級B分野(確定拠出年金制度) DCプランナー1級C分野(老後資産形成マネジメント) |
DCプランナー2級 | |
試験時間 | 各90分 | 120分 | |
出題形式 | 四答択一式:各10問 総合問題:各4題 |
四答択一式:30問 総合問題:10題 |
|
受験手数料(税込) | 各4,400円 | 6,600円 | |
合格基準 | 7割 | 7割 |
- ※1) 2級試験の合格時期および2級資格の登録の有無は問いません。
- ※2) 1級は3種目の試験すべてに合格することで、1級の合格者となります。どの種目の試験からでも受験することができ、各試験は同じ日に受験する必要はありません(別日時で受験することができます)。
法令基準日
2021年度に実施する本試験の解答にあたっては、問題文に特に指示のない限り2021年7月1日現在施行の法令等に基づくものとします。
ガイドライン
ガイドラインの内容は下記をご覧ください(PDF形式)。
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