このページは金融業務能力検定について紹介しています(IBT方式のAML/CFTトレーニング、SDGs/ESG金融実践トレーニングを含みます)。
ファイナンシャル・プランニング技能検定」「金融窓口サービス技能検定」「サステナビリティ検定」についてはそれぞれのページをご覧ください。

金融業務能力検定とは

 金融業務能力検定は、1975(昭和50)年に始まり、現在は35種目にまで拡大しています。この間の金融機関の業容拡大に懸命に対応してきた結果です。

 金融機関において、さまざまな業務を取り扱うことが必要とされる時代が到来し、金融機関の行職員に求められる役割・知識も多様化かつ複雑化しています。「金融業務能力検定」は、このような金融機関の実情を踏まえ、若手行職員から中堅行職員・役席者に必要とされる基本的な業務知識や実務への対応力を検証する検定試験として、金融界で長年ご活用いただいております。

 試験種目としては、金融機関の基本的な業務に関する知識の程度を検証する「預金」「融資」「法務」「財務」「税務」をレベル別に取り揃えているほか、コンプライアンス(法令遵守)やリスク管理意識の醸成に必須の「コンプライアンス・オフィサー」「個人情報保護オフィサー」「マイナンバー保護オフィサー」、喫緊の課題に対応した「AML/CFT」(マネロン・テロ資金供与対策)や「事業承継・M&A」「ジェロントロジー」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」など、最新のテーマも試験のラインナップに随時取り入れています。

特徴

 金融業務能力検定は、単に知識を問うのでなく、実務遂行能力を検証するために、事例問題に重点を置いて出題します。実務家を中心とした試験委員が、真の実力を検証するための独自のノウハウを織り込んで作問しています。また、通信教育講座および試験問題集と体系的にリンクしていますので、試験と併せてご利用いただくことにより、一貫した教育効果が期待できます。

 さらに、金融業務能力検定は、2021年度よりすべての試験種目をCBT方式により実施しており、さらなる受験機会の拡大や受験の利便性向上を図りました。今後とも、多くの方々に金融業務能力検定をご活用いただけますと幸いです。

CBT方式による受験のメリット

  • 受験者
    ・通年で受験することができます。
    ・全国約350カ所のテストセンターの空き状況を踏まえ、希望の受験日時を選択することができます。
    ・受験日の3日前までであれば、ご自身で受験会場、受験日時を変更することができます。
    ・受験日の翌日から起算して5日間経過後から、再度の受験ができます。
  • 団体とりまとめ担当者
    ・団体管理画面から、団体受験者の受験状況や成績、統計データを確認することができます。
    ・団体管理画面から、団体受験者の受験データや合格証(認定証)、スコアレポート等をダウンロードすることができ、資格取得状況を容易に管理することができます。
金融業務能力検定に関する問合せ先
〒160-8529 東京都新宿区荒木町2-3
一般社団法人 金融財政事情研究会 検定センター
TEL 03-3358-0771 
(お電話は応対品質向上のため、録音させていただいております)