ファイナンシャル・プランニング技能検定3級について
- ファイナンシャル・プランニング技能検定は、学科試験と実技試験で行われます。
- 実技試験は選択科目方式になっており、受検申請の際に選択科目(業務)を選択します。
- 一度に複数の実技試験は受検できません。
- 学科試験と実技試験を同じ日に受検することができます。
- 合格証書を取得するためには、「学科試験」と「実技試験で選択した科目(業務)の一つ」を受検し、両方の試験に合格することが必要です。なお、異なる試験日においては別の実技試験の選択科目(業務)を受検することも可能です。その場合は、複数の合格証書を取得することができます(合格証書に選択科目(業務)名が記載されます)。
- 学科試験あるいは実技試験のいずれか一つの合格者には一部合格証書が発行され、学科試験と実技試験の両方に合格すると、合格証書が発行されます。
- 一部合格者には試験免除制度があり、学科試験(あるいは実技試験)のみの合格者は、学科試験(あるいは実技試験)が免除されます(ただし、合格した学科試験(あるいは実技試験)の試験日の属する年度の翌々年度末までに行われるものに限る)。
学科試験
出題形式
マークシート方式による筆記試験
○×式 | ] 60問 |
三答択一式 |
持込み品
筆記用具(HB以上の濃い黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)
計算機(下記の各条件に該当するもの1台に限る)
- 電源内蔵のもの
- 演算機能のみを有するもの
- 使用可…√、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU))・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、定数計算機能、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキー
- 使用不可…関数計算機能〔Σ(シグマ)、log等〕、複利計算・ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するもの
- 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの
- 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの
※持ち込んだ計算機が使用禁止計算機に該当する場合、計算機をしまっていただくなど、試験監督者が使用不可の措置を取ることがあります。持参する計算機の機能につきましては、十分にご注意ください。
※試験会場での筆記用具・計算機の貸出しは、一切行いません。
合格基準
60点満点で36点以上
試験範囲
試験科目・試験範囲については「ファイナンシャル・プランニング技能検定 試験科目及びその範囲」をご覧ください)
実技試験
出題形式・持込み品・合格基準は全選択科目共通です。
出題形式
マークシート方式による筆記試験
事例形式 5題
持込み品
筆記用具(HB以上の濃い黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)
計算機(下記の各条件に該当するもの1台に限る)
- 電源内蔵のもの
- 演算機能のみを有するもの
- 使用可…√、%、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、定数計算機能、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキー
- 使用不可…関数計算機能〔Σ(シグマ)、log等〕、複利計算・ローン計算機能、紙に記録する機能、音〔タッチ音、音階、音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能、等を有するもの
- 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの
- 外形寸法がおおむね26cm×18cmの大きさを超えないもの
※持ち込んだ計算機が使用禁止計算機に該当する場合、計算機をしまっていただくなど、試験監督者が使用不可の措置を取ることがあります。持参する計算機の機能につきましては、十分にご注意ください。
※試験会場での筆記用具・計算機の貸出しは、一切行いません。
合格基準
50点満点で30点以上
試験範囲
(学科試験の試験範囲について、下記の項目を審査)
個人資産相談業務
- 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること - 個人顧客の問題点の把握
個人顧客の属性、保有金融資産、保有不動産等に関する具体的な設例に基づき、ライフプランの策定、金融資産選択、不動産の有効活用、相続・贈与税、所得税等に関する相談における問題点を把握できること - 問題の解決策の検討・分析
問題解決にあたって必要とされる知識に基づいて、顧客の立場に立って相談に答えられること
保険顧客資産相談業務
- 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること - 保険顧客の問題点の把握
保険顧客の属性、加入している保険商品、保有金融資産等に関する具体的な設例に基づき、ライフプラン策定、保険商品の活用、相続・贈与、所得税等に関する相談における問題点を把握できること - 問題の解決策の検討・分析
問題解決にあたって必要とされる知識に基づいて、顧客の立場に立って相談に答えられること